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エレクトロニック・ミュージック・シーンにおいて最も大きな影響力を持つアーティストの一人であり、シーンにおけるテクノロジーの発達に大きく貢献してきたことから、"テクノ科学者" の異名を持つ DJ / プロデューサー Richie Hawtin。'90年に盟友John Acquavivaと共にテクノ界の伝説的レーベルPlus8を設立した彼は、同レーベルからPlastikman、F.U.S.E.など様々な名義を使い分けて数多くの作品を送り出している。中でも、Daniel BellとのユニットCybersonik名義でリリースした'Technarchy'は、世界的な大ヒットを記録。それからと言うものRichieは、テクノ界のカリスマとしてシーンをリードし続ける存在へと成長を果たしていくのであった。
Plus8設立の5年後となる'95年には、新たなレーベルMinusを立ち上げる。Yello 'Oh Yeah'を大胆にサンプリングして新たなサウンドを提示した'Minus Orange'や、ドイツのミニマル・スター Steve Bugとの共作である'Low Blow'など話題作を次々とリリースし、その地位を更に強固なものへとしていった。'99年からは、彼の尽きることない実験精神を余すところなく発揮していくことを目的としたシリーズ "Decks, EFX & 909"(DE9)をスタートさせる。合計100以上にわたるトラックをAbletonやProToolsなどのソフトウェアを使って分解し、そこからサンプルやループなどを抽出して再構築、まったく新しい一つのノン・ストップ作品に仕上げてしまうというこのシリーズは、'99年の第一作目を皮切りに、'01年 "DE9 : Closer to the Edit"、そして'05年 "DE9: Transitions"とこれまで3作が発表され、そのどれもが彼の目指す「全く新しい音体験」をリスナーに提示する意欲作となっている。
また、世界で最も権威があると言われているDJ Mag Top 100では、'04年に32位、そして翌'05年には12位を獲得。そして'06年には、イタリアのトリノで開催されたオリンピック冬季競技大会のオープニング・セレモニーの楽曲を担当するなど、その人気と実力の高さは様々な場面で証明されていくのであった。
ここ日本でも絶大な人気を誇るだけに、これまでに幾度も来日公演を行っているRichie Hawtin。今春には、M_NUSスペシャルイベントをClub Phazonで敢行したのが記憶に新しい。今回のメタモルフォーゼでも多くのファンが彼の最新進化系を目撃することを心待ちにしている。(HigherFrequency)
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